同性に手を触れられることについて。

小柄・低身長な男性にぴったりなXSサイズ専門のメンズファッションブランド 『RetroPics.』

以前、お客様に商品をお出しするときに
手を触られたことがありまして。

男性のお客様なんですが。

 

内心、「野郎の手を握ってどーすんだ」とげんなりしてしまったのです。

一応、何もなかったのように戻りましたが。

裏で、うーんという複雑な顔をしてたのでしょう。妻が「どうしたの?」と訊いてきたので、こんなことがあったと話すと

「あのお客さんはあなたがタイプなんだね」と。

 

ますます複雑な心境になりました。

そして落ち込む。

 

そうかあ、あのお客さんには「女性」として見られているのかと。

やはり、嫌なんですね。女性として見られるの。

確かに、何の治療もしていないのですからそう見られてしまうのも仕方ないワケですが。

 

しかし。二つの疑問にぶつかります。

まずは、大して知りもしない女性の手を触りたくなる心理。

これはどういうことだろう。

私は、好きでもない女性の手を触りたいと思ったことないんです。

手でなくても、です。

好きではなくても、タイプなら触りたくなるのか?

過去を振り返ってみる。

いやいや、(外見的に)タイプ=好き  ではないこともあったけど、別に触りたいと思わなかったぞ。

もともと、私は人に気軽に触れられるのに慣れてなかったり

変に潔癖なところもあるからかもしれませんが。

 

皆さん、どうでしょう?好きではないけどタイプ人がいたら触りたくなりますか?

 


そして二つ目の疑問。

仮に私が本当に女性 だとして、こういう女性がタイプの心理ってどんなだろう?

 

服装はカジュアルな少年風。髪は短く刈っている。勿論化粧なし。脛毛が濃い。

これを例えば「可愛い、胸キュン(死語)」みたいになるでしょうか。

私の視点からすると、そういう女性がもしいたとして

友達にはなるかもしれませんが、恋愛にはならない気がします。。

タイプって人それぞれだから、それを否定するつもりはないですが

でも、自分自身を客観視しても男性(私からすれば同性)からタイプとか思われるスペックは何一つないような気がするんですよね。。

 

それでもかつて、男性から告白をされたことも数回ありまして

まだ、「性同一性障害」というものがあることを知らなくて、周りから変な目で見られることを恐れて

お付き合いしたこともありましたが

結局苦痛で長くは続きませんでした。

 

自分をトランスジェンダーだと自覚した時は、正直にカミングアウトしてお断りしました。

 

ただ、それぞれの時期は学生だったり社会人だったりで素の自分をさらけ出しまくる勇気もなくて

化粧はしてなくても比較的おとなしい(?)外見だったので

「まぁこういうボーイッシュな女子が好きな人もいるんだな」

くらいに思っていましたが。

 

今の外見で、、、。

 

ちょっと、いやかなり困惑したのでした。
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