子育ての勘違い。限られた時間の中であなたは何をする?

最近ショックなことがありまして。

そうでなくても子どもたちの調子がイマイチ。

なんとなく私もイライラ。寒さが増してきて仕事もありがたいことに忙しくなってきて、疲れが取れません。

休みの日はピーカン晴れだったので洗濯しまくり、布団も冬掛けに変えました。

布団も干しまくりです。

加えてチビのマットレスも風呂場で全力で洗います。

寒くなってきて夜中にトイレに起きられないのでしょう、最近おねしょが増えてしまったのです。

マットレスはカバーから大きなスポンジを外して洗うのですが、なかなか骨が折れます。

水を吸ったスポンジは相当な重さ。それを洗剤で踏んで洗って、また踏みながらすすぐ。

3枚大判のスポンジを洗いきると、腰が痛くて暫し動けなくなります。

そんな姿をチビも見てる。

それだけに。

昨日なかなか起きてこない。

基本早起きなので珍しい。

ようやく起きてきた顔を見ると、普通にも見えるけどどこか変。

妻が傍に行って話かけるとやはりおねしょをしてしまったようです。

しかし

いつもならお風呂に行って体を洗ってから服を着るのですが、すでに着替えていました。

においとか大丈夫なことを確認して、学校に行きました。

そんなに量をしなかったのかな、大丈夫か。と思っていましたが

「またか」と少しうんざりしてしまったのも事実。

その後妻が洗濯物を干していた時に何か気づいたようです。

そして子どもの部屋にあがっていきました。

「やっぱり!」と大きな声が2階から聞こえてきたので上へ行くと

妻がチビの洋服が閉まってある引き出しを開けて、服の分別をしていました。

部屋はアンモニア臭。

「今日おねしょをしたのに下着が出てなかったから変だと思ったんだ」

隠そうとしたんです。

しかも今日の下着に加えて、何枚か疑わしい下着が出てきました。

布団を干したり洗ったりしているのに匂うのはそのせいか。

怒られる。

そう思うから隠した。

言わせないようにした。

そこまでにさせてしまった?誰が?

ショックでした。

妻もショックを受け、同じように考えていたのだろうけれど

それでもやっぱり私に原因があると思いました。

叱ることが増え、その叱り方は

逃げ道さえも塞ぐ叱り方をしていないか。

夕飯が終わったらすぐに部屋に籠もって練習を始め、話しかける時間を奪っていたんじゃないか?

いつも不機嫌な顔をして、触れることも許していなかったのではないか?

子どものことを見ているつまりがアラ探し。自分に誠意一杯じゃなかったか?

ガーンガーンと漫画のように落ち込みました。

奴らはなにを考えていたのだろう。


でも実は気づいていた。

 

どんなに叱られようが、子どもたちは私のことを大好きだと言い

 

隙あらばとくっついてハグされるのを待っていること。

 

 

チビは実の父親のことを覚えていません。

 

 

胸が私をついていようが、体が女性でも

 

私のことを父親だと思っています。

 

 

上の2人も、実の父親を覚えていようとも

私のことを父親として見てくれています。

 

 

次女もずっとメンタルの調子が良くなく、チビのように甘えたくても甘え方が分からない。

 

でもずっと抱きしめられることを待っているの、知ってる。

 

 

そういう想いを気づいていて見ないふりをした。

踏みにじったのは私だ、と。

 

 

 

生活を少し変えよう、と思いました。

 

 

夜の時間は子どもたちに使おう。

 

 

朝早く職場に行き、練習と仕事をし

仕事後帰宅したら、宿題や明日の準備、楽器の練習に付き合い

終わったら子どもたちとテレビを見よう。

 

テレビは個人的には見ないので、子どもたちは私のいる時間はテレビを見ようとしません。

 

そしてこっそり見ているのです。

これも健全じゃない。

 

 

ならば、やるべきことをやって堂々とテレビを見られるようにサポートすればいい。

 

子どもと一緒にいられる時間はわずかしかないのだと知る。

 

 

現に長女は気づいたら中学生になっていて、目線はほぼ同じというくらい大きくなり

部活だなんだと一緒にいる時間は減ってきている。

 

「いつの間に?もゆっくり大きくなってよ」

 

それは通用しない。時間も成長も待ってくれないのだ。

 

 

親が子にすべき務め。子育て。

務めってよく分からないけれど

愛情を伝え、示してくことも親の務めじゃないかと思う。

 

仕事が忙しくて子育てが疎かになってしまう。

 

それも「今」が大事で分からなくはない。

 

でも、子どもが小さくて何があっても大好きでまとわりついてくる。

 

そんな時期も数年ではないでしょうか。

生きているうちのほんの僅か。

 

 

いつしか自分の手を離れ

意識さえも別の存在へと向く。

 

 

もしかしたら思春期は

「お父さん臭い」

とか

口きかないとか。

 

そんな風になるかもしれない。

 

 

そのことに気づかせてくれたから

 

残りの僅かな時間を大切に使おうと思いました。

 

 

 

実行2日目。

 

今まで学校から帰ってきたら

ダラダラ何となく過ごし、寝る時間までにやることを終わらせていた子どもたちは

 

私が帰宅するまでに片付けと宿題を済ませ、

宿題の確認や直しをやり、楽器の練習をし、夕飯を手早く済ませ

目標どおり20時からテレビを見ています。

 

子どもは単純。

 

それに何度救われたか。

 

 

 

そしてテレビ、楽しいじゃないの。

 

この時間が続く限り

楽しんでいきたいと思います。

 

子どもが親にしてくれる、

 

本当に名言です。

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